個人の自由はどこで主張されるのか

社会人になってから、病院や事業所という職場で髭や服装について話し合われることが度々ありました。例えば、顎髭を伸ばしてもいいのか、腰パンはいいのか、ダメージズボンはいいのかがそのことに該当します。

 

さかのぼると、中学高校生のときには生活指導の先生から制服のチェックが定期的に行われていました。ピアス、茶髪、学ランの長さ、スカートの長さなどなど個人の好みを主張している友達が沢山いました。当時私はこのことに関しては全く関心はなく、いい悪いの判断をする意思もありませんでした。

 

大学の臨床実習が始まるときに先生から、とにかく服装や言動に注意せよという話を散々受けました。患者さん、職員さんがそれらの服装や言動から受ける印象は大きいということは社会人になってかなり感じることです。社会人になると学生を評価視点で見てしまうという傲慢さもあるのかもしれません。今でも新しく入った職員さんに対しては、どんな言葉使い?服装?言動?をしてるのかと目を光らせてしまいます。

 

さて、社会社会と話していますが、学生ではなくなってどこかの会社に所属した場合には個人の自由はどこまで許されるのか。いわゆる会社の職員さんの服装や顎髭が周囲に与える印象は、会社の印象になると私は考えます。というのは、こうした服装などの自由を容認していると捉えられるのではないかと考えるのです。

 

会社と雇用契約すれば、会社に不利益を生じさせないことが働く前提となると考えます。