未来の生活はどうなるのか

訪問リハビリで訪問している患者さんは、若い方から高齢者までいます。どの方も生活が継続できるのか、少なからず心配して生活を送っておられます。

 

子どもや年齢が若い方は、確実に両親の方が先に亡くなっていきます。それがあるから、未来の患者さんの生活が心配になるでしょう。

私もリハビリとして、現在の生活が続けていけるように介入しています。しかし、20歳、30歳と年齢を重ねていくと、どんな環境で生活していくのか想像がつきません。そして、自分が生活の継続を安定化するために何ができるのか。

 

車椅子や装具、生活援助機器の申請1つ取ってみても、担当のリハビリの思いと、判定に関わるリハビリとでは大分温度差があると思います。そして、その判定に関わる方々が本当に、当事者の生活が理解できているのかはわかりません。客観性を保つためには、ドライで客観的な評価が必要です。その評価を我々がいかに客観性とともに、現状を表すことができるものにするかが大事です。

 

行政に現場の声を届けるために、どんな評価とその表出方法についてどんなものがいいのか考えていこうと思います。